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Top 10 languages used in the web
世界では、どの言語が最も多く使用されているのか?
まず、英語だろうということは、予測がつきますが、
では、ローカル言語となった日本語との差は、どれくらいなんでしょう?
​少し前の統計ですが、おそらく、現在も、この延長線だろうと思われる資料があります。
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1位は、英語で、およそ10億人が、ネットユーザーです。これは、全世界のユーザーの3割弱ですが。

2位は、中国語。中国本土では、ネットの自由な閲覧や発信ができないらしいので、

実質的には、英語を利用するユーザーが、ダントツに多い。

ただ、この言語を使う人口として、14億人としていますが、英語を母国語とする人をカウントしているようですが、実際、それが、どの国の国民なのかは、わからないでしょう。

英語圏とは思われていなくても、英語を第二公用語としている国もありますし、

そうでなくとも、英語で、ネット検索や発信を行っているという使い方をするユーザーもいるからです。

 

さて、日本語は、どうなのでしょう?

Internet penetration, ネット普及率が、最も、高いことになっています。

しかし、participation, 参加​比率としては、全体の、わずか3%です

 

penetration: 90%以上なので、この3%は、将来的にも、ほぼ、横ばいでしょう。

フランス、ドイツなど、EU圏では、各国に、独自の言語があり、

人口も、それぞれ少ない、また、フランス、ドイツなど、比較的、アメリカの影響の濃いものが嫌い、

という性質もあって、全体へのParticipationとしては、

日本より低い、2%台にとどまっていることがわかります。

フランスなどは、ネットに依存しない文化があるように見えます。

だから、好みのものだけをピックアップする、ネットごときの、あまり、洗練されていない意識下にあるような人達の人気投票や、運営サイドの情報操作には、興味がない、という独自性が感じられます。

ドイツは、まあまあ、普及率がありますが、やはり、国民性からいって、セキュリティーに基調を置いた、通信網の確立や、暗号化技術のユーザーへの普及をはかるといった、堅調さがあるので、英語圏の騒ぎに、巻き込まれているという感じはしません。

一方、日本は、ユーザー件数が頭打ちであり、どちらかといえば、隔離された社会の縮図がネット傾向にもあり、英語圏との接触も少なく、仮に、英語が理解できたところで、さまざまな情報をつかみ、英語で、本格的に、ディスカッションできる人は、稀であることから、劣化コンテンツ競争といった状況です。

技術的には、欧米の後追いだけになりつつあります。

それも、言語がダメなので、不十分にしか機能していません。

ユーザー側も、インターフェースが日本語でないと、敷居の高いものになるため、一部が翻訳されていなくても、ほとんどの日本人が使用できません。

​これは、ほとんどの日本人にとって、不幸なことです。

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